小学校の部  低学年


  わたしと木

	       高知市立横内小学校
              二年 和 田 かのん 

 わたしは、月に一ど、日だか村まで、森のボランティアへ行きます。おじさんたちが山からきってきた大きな木を、きかいなどをつかってまきにします。このまきは、おふろをたいたり、ストーブにつかわれたりします。山のちかくにすんでいる、おじいさんやおばあさんにとどけたりします。わたしは、山の木をきるのは、森をまもることにならないとおもっていました。でも、話しを聞いてみると、山のしげった木をきって、たいようの光がとどくようにして、木をそだてるそうです。
 わたしのうちでは、ストーブにまきをつかいます。だから、まきがなくなるとふゆにさむくなって大へんです。まきのおかげで、あたたかくすごせるし、ストーブの中の木のほのおを見ると、ホッとしておちつきます。ストーブのまわりには、人があつまります。
 このボランティアには、いろんな人がきています。おじさんやおばさん、わたしより小さい子どももいます。みんなとともだちになれて、いろいろなことを教えてもらえます。
 木のきり方やごはんのたき方、木のはえ方などを教えてもらいました。おひるには、みんなでいっしょにごはんをたべます。まきでたいたごはんはとくべつです。子どもがたくさんきているときは、あみだクジをしてくれてプレゼントをもらえます。ふだんできないことが、たくさんできるから、わたしは、このボランティアが大すきです。こうして木は、そだっていくし、わたしもそだっていきます。