木製水路
木製水路
木製水路工の考え方
木製水路工が腐朽して縦横浸食で流下土砂が下流域に災害をもたらさない事としたいのですが、木製であれば避けて通れぬ事でもあり、又発注者の提案である木質の風合いも大事にしたいとの思いもありました。そこで相反する思いを大事にするならば、部材が腐朽すれば簡単に差し替えの出来る工法が良いと考えました。 


木製水路の特徴
奈半利川河畔の土地柄を考えて底面を練石張として、側面をユニット式の木製壁を底面に埋め込んだ塩化ビニール管に挿入する仕組みを考えました。裏込材を接着モルタル等で連結することで崩落を防止し横浸食を防止する事としました