植物学校・秋
平成20年9月21日(日)開催♪ 
9月終盤、すっかり秋めいてきた甫喜ヶ峰の山も、
少しずつ彩づきながらその姿を変えはじめました。
今回も沢山のお申込みがあった植物学校・秋♪
またまたお天気に左右され、少人数での開催に。
でも!お話をじっくり聞ける絶好のチャンスです!



講師はおなじみ、鴻上先生♪
今回のテーマは、
【秋の七草】
       「秋の野の花を詠む二首」

           秋の野に咲きたる花を指折り数ふれば七種の花

          萩(はぎ)の花尾花(おばな)葛花(くずばな)瞿麦(なでしこ)の花
          女郎花(おみなへし)また藤袴(ふじばかま)朝貌(あさがほ)の花
  万葉集で山上巨憶良が詠んだ歌をつかって、
  【秋の七草】についてお話が進んでいきます。

  
  名前の由来・種類・古くから薬などの原料として使われ
  ているもの、万葉集で何首も歌われていること。

  奥深くて、話に聞き入っています。
〜秋の七草・秋探しに出発〜

萩の花(ヤマハギ)

尾花(ススキ)

葛花(クズ)

瞿麦(カワラナデシコ)
甫喜で咲いてた
【秋の七草】たち

女郎花(オミナエシ)

藤袴(フジバカマ)

朝貌…桔梗(キキョウ)
「先生、これは何ですか?」
←少人数だから、先生にいっぱい質問できてラッキー!

時間をかけて、ゆっくり観察することができました。
子ども達は…
今回は男の子3人の参加になり、急遽プログラム変更!
むずかしい講義の時間は、花や葉っぱで『におい当てクイズ』をしながら秋の七草や草木の名前をを覚えました。

くんくん、んんっ?!

うっ…くっさーい!!
こんなこともやってみました→

こうすると葉脈がよくわかるね!
第3回目の【秋】。涼しくなった甫喜をゆっくり散策しながら、大人も子どもも一緒に楽しみながら学ぶことができました。また、子ども達は春・夏と学んだことをしっかり覚えてくれていたり、草を使った遊びをみせてくれたりと、植物に感心をもってくれているんだなと嬉しく思います♪
次回は最終回!植物学校・冬は11月30日(日)開催です♪
↓「どんぐりがいっぱい落ちてるよ!トトロがいるかも♪」
「お〜い!」

「鹿だぞぉ〜!」『キャーッ!』