SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第4号−
担当のウッディー教授
3月23日甫喜ケ峯森林公園で”山や森を体験しよう”と高知県立福祉センタ-の子供達の”お別れ遠足”が行われました。
日頃山にくる機会があまりない子供達に”もり”を体験してもらおうと張り切っていたスタッフでしたが、あいにくの雨模様で屋内での体験となりました
スタッフ一同”頑張ります”(^o^)
まず、スタッフによる”動物交差点”というネイチャ−ゲ−ムの説明がありました。(別名、わたしは誰でしょう?)
これは、背中に付けた動物の名前をお互いに特徴を質問しあって自分が何者かをあてるゲ−ムです。
私は、どこに住んでいますか
色は、何色ですか
何を食べますか
いろんな質問が飛び交っていました。
細かい特徴になると、日頃見慣れているものでも、”あれ?”というものがあって、なかなかムツカシイけど新しい発見もあってすごく楽しいゲ−ムです。
運動した後は、森のしくみや生き物達について説明がありました。そして、自分が吸ってる酸素は自分で作れたらいいねということで、ドングリをみんなで植える事にしました
説明者の杉山さんと西村君
今回はポットとして、琵琶湖のヨシをリサイクルしたしたヨシポットを使用しました。刈り取ったヨシをチップ化して粘土と生分解した糊を混ぜたものを型紙に張り付けたものです。粘土も型紙も全て土にかえる環境にやさしいポットです。
クヌギのドングリをポットに2〜3個植えました。自由に絵も描けるので、夢中になって作ってたよ
4cmくらいの深さにドングリを入れて、ポット一杯に土を入れます。
早く、大きくなるといいね
チャッカリお茶をごちそうになる永野チ−フ
出来たかな?
”結構なお点前でした”
完成”ピ−ス”
植えたドングリが大きくなった頃、一年後に又会いましょう!
晴れていたら、木の鼓動を聞いたり、風や光を五感でもっと感じ取れたかもしれないと思うと少し残念でしたが、みんなで植えたドングリが大きくなるのを楽しみに、小さな”森”を一人一人が育ててくれたらいいなと思いました。やがて、それが大きな森になりますように!
永野チ-フ談:大きくなったら、みんなで山に植林するつもりです
4時間目は、酸素について
1haの森林から15〜30tの二酸化炭素を吸収して、11〜23tの酸素を放出します。
この酸素は、人間が40〜80人の必要酸素量になります。
人間が1年間に消費する酸素量は杉の木16本が1年に作り出す酸素量に匹敵するそうです。