3回目のSANちゃん・RINちゃんは、馬路村の千本山にやってきました。今回初登場の”教授”の運転で森林鉄道に乗って出発です。
(ポッポッ-)
馬路村についたSANちゃん・RINちゃんは、まず最初に村長さんに、ご挨拶に行きました。
「村長さん、こんにちは!
今日は、魚梁瀬杉や千本山の事について、勉強に来ました。」
「SANちゃん・RINちゃん、ようこそ、馬路村へ!
どんなことを聞きたいのかな」
それ行け!SANちゃん・RINちゃん
第3回 〜馬路村・千本山を訪ねて〜
「いやいや、そうじゃなくて馬路村にある杉は、
全部、魚梁瀬杉と呼ばれるんだよ。その中で特に樹齢(木の年齢)の長い木が多い千本山の杉は、天然の魚梁瀬杉というわけなんだよ。」
馬路村上治村長さん
「魚梁瀬杉や森の事について聞きたいんですけど・・・
魚梁瀬杉って、魚梁瀬にある杉を「やなせすぎ」というんですか?」
「それでは、魚梁瀬杉は大きくなったら、どうするんですか?」
魚梁瀬杉の事や間伐のお話などを村長さんから聞いたSANちゃんとRiNちゃんは、さっそく千本山に登ってみることにしました。
「千本山の魚梁瀬杉は切ってはいけない事になってるんだよ。天然の杉として保護していく為に”指定区域”にしてるんだ。でもそれ以外の所にある大きくて良い木は、家を建てるときに使ったりするんだよ、でも今は”木の家”が少ないから、なかなか使ってもらえなくて、大変なんだよ」
「そしたら、どうしてるんですか?」
「村ではね、良い木を育てるために間伐や植林をしてるんだけど、間伐した木をすべてムダにしないように村の加工場で、いろんな物に加工してそれを販売してるんだよ。」
「それは、どこで売ってるんですか」
「村で販売したり、高知市で販売したりしてるんだけど、この間は東京でも販売して、大好評だったんだよ」
「すごいですね、村ではいろんな事をやってるんですね。」
「そうだよ。山で働く人の生活を守ることも大切だからね。山も元気で、人も元気にやっていくためにみんなで頑張ってるんだよ
それにね、販売したお金の一部は千年の森基金として積み立てて、森に帰そうと考えてるんだよ。」
「そうやって、いろんな事をやってるから馬路村は元気なんですね」
「まだまだ、これからだよ、大変だけど頑張るよ((^_-))
今日はせっかく馬路村に来たんだから、千本山や加工場を見ていくといいよ、間伐材でおもちゃも作っているから
ね」
「村長さん、ありがとうございました」