SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第18号−
四季を通じての植物学校も平成19年度最後の回となってしまった「冬の部」が11月25日に行われました。
春のスミレに始まったこの植物学校もぐるっと一年を経過し、今回は冬芽の観察でした。冬と言っても、今年はまだまだ紅葉が美しい中の開催となり、とても素敵な1日でした。又最後に4回出席の人には、プレゼントもあり、更に嬉しい日でした。
 春・夏・秋・冬
植 物 学 校in甫喜
まず鴻上先生より、冬芽の説明がありました。各自が柿とアジサイの冬芽を手にとって観察しました
今回の冬の部は、冬眠するのには、暖かい冬の始まりの一日でした。
「どれどれ」
散策開始、まずは学習館前で冬芽を観察
みなさん熱心に先生に質問していました
抜けるような青空の下、紅葉の中を進みました。
特にカエデの赤がきれいでし
フユイチゴ(冬苺)
バラ科キイチゴ属、果実が冬に熟することから、フユイチゴと呼ばれています。
散策中沢山あったので、参加者の子供たちが喜んで食べていました。
「こんなにあった」と見せてくれました
さわるとフワフワして、とても気持ちいいです。秋の部ではコブシの実を観察しました。
コブシ
つぼみや果実の形が握りこぶしに似ているので、この名がある。冬芽は毛に覆われた厚い鱗片に包まれており、花芽の冬芽は大きく膨らんでいます
センダン
小さな団子を多くつけているように見えて「千団」(多くの団子)から名前がついたといわれているようです。「栴檀は双葉より香し」のセンダンは、これではなく白檀の事だそうです。
このセンダンの実はアカギレなどにつけると効くそうですよ
センダンの冬芽:形はつぶれた球形で葉痕の形はT字形です
観察途中で見つけたシャクトリ虫も暖かいからか頑張って自慢の特技?を、お披露目していました。
「あ−らよっ」と!